事業内容 CG・映像、ゲーム、アニメ、デザイン、AI、Web・モバイル、ビジネス、情報処理、ネットワーク・セキュリティ、電気・電子の10系に昼間部21学科・夜間部4学科の合計25学科を設置する総合学園
業種 専修学校
課題 「異分野の学生間の様々なギャップ」をポジティブに取り入れ、ユーザ視点で新しい体験価値を提供できるよう学生たちをファシリテーションすること
効果 学科横断型プロジェクトでも異分野の学生同士でアイデアを認めあえるようになり、チャレンジしたコンテストでは2年連続で優勝するという成果に繋がった

どのような課題を抱えていましたか

2016年頃、時代はIoT,AI,ビックデータと言った技術が聞かれるようになり、ものづくりではFab施設なども出始めました。
デザインでも「共創」「イノベーション」というキーワードのもと、ユーザのインサイトに立脚したものづくりが求められるようになっていました。
当時本校で開設された、時代に即した新学科を創るためのプロジェクトに参画し新しい学科設立に立ち会いました。
また、教育実践として学科横断型プロジェクトによる、共創時代の教育プログラムを検討し始めました。23学科にわたりエンジニアとクリエイターを育成する学科群がある強みを生かした独自のプログラムを目指しました。
このプロジェクトを経験して「異分野の学生間の様々なギャップ」をポジティブに取り入れ、ユーザ視点で新しい体験価値を提供できるよう学生たちをファシリテーションしたいと強く思うようになりました。

デザイン思考を知ったきっかけを教えてください

デザイン思考の書籍を読み、スタンフォード大学の教育プログラムを調べるうちに、デザイン思考研究所のまとめられているWebサイトに出会いました。
大人気なコースでしたので2017年にやっと申し込みができ受講できたのは大変嬉しかったです。

当社のデザイン思考プログラムに参加していただいた理由を教えてください

デザイン思考研究所に紹介されているマスタークラスのサイトには、豊富な資料が紹介されていました。
しかし、書籍で学ぶだけではデザイン思考を進めるための具体的な方法がわかりませんでした。
そのため、体系だったデザイン思考体験を実際に体験してみたいと思い「マスターコース」に参加しました。

プログラムを受講した感想を教えてください

実際に体験してみることでユーザ視点での考え方全体を俯瞰して捉えることができ、腑に落ちました。
また参加者の皆さんのモチベーションが高くとても刺激になりました。
今でも良い交流を続けさせていただいており、デザイン思考を学ぶ体験だけでなく、様々な分野で活躍される方々と知り合えるのでおすすめです。

プログラムで得ることのできた効果を教えてください

マスターコースでは「チームで協力する」「ポジティブに発想するマインド」などを限られた短いワークで形成する方法を体験できました。
学生を対象とした授業でもワークを通じて気づきを提供することを意識するようになりました。これにより学生たちも主体的に取り組むようになり、体験したことを振り返り、言葉にする機会が増えました。
学科横断型プロジェクトでも異分野の学生同士でアイデアを認めあえるようになり、チャレンジしたコンテストでは2年連続で優勝するという成果につながりました。

当社のデザイン思考プログラムはどのような方にお勧めだと思いますか

ユーザ視点でよいより体験を提供できるエンジニアを育成したいとお考えの先生方には参加いただきたいと思います。
また、中高生にもデザイン思考の授業が広がると職業選択の可能性が広がると感じます。
新しい学習指導要領「総合的な探求の時間」に取り組まれている先生にお勧めしたいです。

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