⽇常業務での継続的なデザイン思考実践を⽬的とする
企業向け「デザイン思考マスタークラス(オンライン)」
【申し込み受付中】


マスタークラスへようこそ

2013年から提供を開始した「デザイン思考マスタークラス」は、イノベーションのための手法「デザイン思考」を学び、社会に新たな価値を提供するイノベーター(デザイン思考家)になるための集中プログラムです。
当プログラムを開発・設計しているアイリーニ・マネジメント・スクールは、過去7年間で日経平均構成企業50社以上、累計5,000名以上の方に、デザイン思考トレーニングを提供してきました。

デザイン思考マスターコース


デザイン思考とは

「デザイン思考」とは、イノベーションのための方法論です。顧客の行動や社会の様子を深く理解することを出発点に、数値化されたデータを論理的に分析するだけでなく、社会の未来や事業のビジョンを直観的に創造するプロセスを通じて、新しい価値を世の中に提供します。
デザイン思考で重視するのは、人間中心の視点です。人間中心とは、常に顧客や社会の視点を価値創造の根源として扱うことを意味します。逆に言えば、企業の財務的な制約や製品の技術的な制約のみでビジネスを考えるようなことはしません。人間中心でイノベーションを実現させる、問題発見・問題解決の方法論がデザイン思考です。


なぜデザイン思考が重要なのか

2020年以降に本格的に到来する知識社会では、社会をより良い方向へ変化させる新しい発想が常に求められます。
しかし「社会を良くするアイデア」をゼロからどのように生み出すのか、その体系的な方法論は定着していません。
デザイン思考は、この問題を解決するために有効な、イノベーションを起こすための1つのアプローチ法です。
デザイン思考を代表する体系的アプローチ法を早い段階で身に着けておくことは、これからの社会を生き抜く上で重要なポイントとなるでしょう。


デザイン思考のプロセス《d.seedモデル》

デザイン思考は大きく分けると、顧客を理解するための「問題発見」段階と、顧客にとって最適な解決策を創造する「問題解決」段階の2つから構成されます。
より具体的には、1)問題を発見して、2)ユーザーの課題を詳細に描き、3)解決策を探求して、4)解決策を試してみる流れとなります。
これは、途中で間違いに気がついても修正ができない直線的な進め方ではなく、状況に応じてそれぞれのプロセスを行き来することが前提となっています。
様々な角度から問題発見と問題解決を繰り返す中で、成果を出すための行動を展開していくのがデザイン思考のプロセスです。

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デザイン思考マスタークラスの全体像

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■開催時間
初日:10:00-17:00、2-3日目:10:00-17:30
※多少の時間の前後は相談可能です
※開催概要の詳細につきましては、当ページ内中段もしくは下段の開催概要をご確認ください。
※「デザイン思考の全体像を4時間で体験できる、デザイン思考体験クラス」もご用意しております。(受講料(税込):704,000円)


デザイン思考マスタークラス受講者の声

アイリーニ・マネジメント・スクールのマスター・クラスで学んだ皆さまの声を一部公開いたします。
マスター・クラス受講をご検討中の方は是非ご参考にしてください!

株式会社U-NEXUS

業種:情報・通信業



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課題

クリエイティビティを磨きたいという欲求が強かった

効果

受け身な体質な企業から、企画提案型の企業体質に変えることができた


NTTコミュニケーションズ株式会社

業種:情報・通信業
規模:5,500人(連結:11,500人、2020年3月時点)



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課題

テクニカルやマーケットありきの視点からユーザー視点への転換

効果

自分自身だけではなくチームや部門、全社として顧客志向マインド前提の雰囲気が醸成されたように感じる


コニカミノルタ株式会社

業種:電気機器
規模:連結:44,360名(2019年3月31日時点)



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課題

人財育成・組織開発・風土改革を進める施策が必要だった

効果

まずは近くの周囲へ広め、徐々にワークショップなどを開催していくと、所々で自主的にデザイン思考を用いた価値創出活動が現れてきた
この手法を用いてアイデアが生まれ続けている


スリーエム ジャパン株式会社

業種:化学・電気
規模:2,717名(2017年12月31日・グループ全体)



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課題

新しい事業の創出

効果

ユーザー中心設計、現場観察、共感、アイデアの発散と収束、プロトタイプ、オペレーションとの違いといった言葉や概念が自分とその周辺に定着した





【開催概要】デザイン思考マスタークラス

開催日問い合わせ時にご記入いただいた実施希望日を元に、講師スケジュールを調整いたします。(ご希望日程に開催できない場合もございます)
時間初日:10:00-17:00
2-3日目:10:00-17:30
※多少の時間の前後は相談可能です
受講可能人数最大30名
受講料■マスタークラス(3日間):4,224,000円(※税込)
※公平性の観点から、値引きは⼀切⾏っておりません。価格交渉はご遠慮下さい。
支払方法銀行振込
※実施前月末までのご入金をお願いしております。
備考■当日ご用意をお願いするもの
1. 受講生分のPCもしくはMac、オンライン受講に必要な環境(WEBカメラ付きパソコン・マイク付きイヤホン・インターネット回線・静かな環境など)
2. Zoomなどの受講生全員が使用可能なオンライン会議ツールアカウント
3. Miro(オンラインホワイトボードツール)の無料アカウント

■お申し込み・お問い合わせ方法
デザイン思考マスタークラスへのお申し込み・お問い合わせをご希望の方は、下記の「講演・研修申し込みフォーム」ボタンをクリックし、リンク先の申し込みフォームよりお問い合わせをお願いいたします。
お申込み前に、「サービス提供全般に関する弊社ポリシーに関して」を必ずご確認ください。

お申し込みは、こちら




マスタークラスの特徴

1:世界的に定評のある、知識創造理論との融合

知識創造理論とデザイン思考

事業創造や人材育成といった様々な場面で活用が進むデザイン思考ですが、背景にある体系的な理論はあまり言及されてきませんでした。今回は、1980年台後半から研究が盛んになった新製品/新サービス開発プロセス、クリステンセンが提唱した破壊的イノベーションとの理論的な関係性に触れます。そして、日本企業の強みを踏まえて野中郁次郎によって構築された知識創造理論とデザイン思考を融合させ、デザイン思考の各プロセスで気をつけるべきポイントや、より効果を発揮する上で必要なことを体系的に解説します。


2:提供するメソッドや理論

マスター・クラスでは、現場での実践活動をスムーズに行うための様々なメソッドや理論をデザイン思考の5フェーズを踏まえながら解説します。なぜなら「受講者の方が自社や自分のフィールドにおいて独自の体型を構築・実践できるようになること」をマスター・クラスの最終的なゴールとして位置づけているからです。
多くの引き出しがあれば、行き詰まった状態からうまく抜け出すことも可能となります。実践が前提のメソッドですので、理論の解説のみならず実際に手や体を動かしながら学ぶワークショップ形式にてマスター・クラスはプログラムされています。
紹介の中心となるのは、海外の論文・書籍で取り上げられている理論、もしくは効果があるにも関わらず日本であまり知られていない旧来からの理論です。d.schoolの公式ガイドブックもそうですが、優れた内容でありながら言語の壁によって浸透していなかったり誤用されているメソッドもあります。その中でもより実践的なものだけをピックアップして適切な解説とワークを行いします。

マネジメントの失敗:イノベーションとオペレーション

イノベーションを新規事業、オペレーションを既存事業と考えた時、両者が価値を創造する原則は根本的に異なっています。デザイン思考はイノベーションのための方法論です。どのような原則を踏まえてデザイン思考を活用すべきか理解することで、実践の場で効果を発揮できるようになります。

ストーリーテリング

画像の説明

うまくいきそうなアイデアを最終的な製品・サービスとして形にするには、関係者に対する感情を含んだ人間的な説明が必要です。どれほど創造的・生産的なアイデアだったとしても、現場の関係者が納得しなければそのアイデアは実行されません。
確かに、論理的に説明することで説得することは可能かもしれませんが、人間は最終的には感情によって意思決定を行います。印象に残るストーリーの構築法を学び実践することにより、チーム内外の環境をアイデアの実行が可能な状態へ導くことが可能になります。


その他のメソッド

画像の説明

スタンフォード大学d.school発行のデザイン思考公式ガイドブックからも、いくつかの有益なメソッドをピックアップして実践します。

スタンフォード流 デザイン思考を実践する人の38の技法 - Design Thinking Bootleg -

このガイドブックはアイリーニ・デザイン思考センターによって編集・翻訳され、公開2ヶ月でダウンロード3万件を突破しました。企業プロジェクトや大学のゼミなどで参考にされるなど、幅広く利用されています。


マスター・クラスを支える様々な分野の知見

マスター・クラスは上記の公式ガイドブックの他に、様々な分野からの知見によってプログラムされています。デザイン思考そのものの知見はもちろん、イノベーション、マーケティング、社会心理学、認知科学、創造性研究などです。

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【開催概要】デザイン思考マスタークラス(※体験クラスも同時受付中)

開催日問い合わせ時にご記入いただいた実施希望日を元に、講師スケジュールを調整いたします。(ご希望日程に開催できない場合もございます)
時間初日:10:00-17:00
2-3日目:10:00-17:30
※多少の時間の前後は相談可能です
受講可能人数最大30名
受講料■マスタークラス(3日間):4,224,000円(※税込)
※公平性の観点から、値引きは⼀切⾏っておりません。価格交渉はご遠慮下さい。
支払方法銀行振込
※実施前月末までのご入金をお願いしております。
備考■当日ご用意をお願いするもの
1. 受講生分のPCもしくはMac、オンライン受講に必要な環境(WEBカメラ付きパソコン・マイク付きイヤホン・インターネット回線・静かな環境など)
2. Zoomなどの受講生全員が使用可能なオンライン会議ツールアカウント
3. Miro(オンラインホワイトボードツール)の無料アカウント

■お申し込み・お問い合わせ方法
デザイン思考マスタークラスへのお申し込み・お問い合わせをご希望の方は、下記の「講演・研修申し込みフォーム」ボタンをクリックし、リンク先の申し込みフォームよりお問い合わせをお願いいたします。
お申込み前に、「サービス提供全般に関する弊社ポリシーに関して」を必ずご確認ください。

お申し込みは、こちら




デザイン思考マスタークラスに関するQ&A

Q1 マスター・クラスの対象者は?

 デザイン思考やイノベーションに興味のある方であれば、全く知識がない状態でも受講可能です。なお、私たちはこのマスター・クラスを今後の社会で活躍する人を支援するための取り組みとして位置づけています。そこで、特に以下の方にご参加頂きたいと考えています。

  • 時代の変革期である今後10年に向けて、イノベーターとして活躍する意志のある方
  • 楽しみながら生産性を高め、チームで成果を出したい方
  • デザイン思考を組織のため、社会のために使いたい方

Q2 スタンフォード大d.schoolのプログラムと同じ内容?

 d.schoolが実施しているブートキャンプ・プログラム(4日間:参加費11,000ドル≒136万円)はエグゼクティブ向けの内容となっております。ツールの中には同様のものを採用していますが、日本企業においてより実践的に活用できるような形でアレンジを加えたフレームワークを採用し、本質を押さえた上でよりわかりやすいプロセスを提供しています。

Q3 d.schoolとの関係は?

 2012年3月に弊社メンバーがd.schoolでデザイン思考を学んだことをきっかけに、現地講師と個別に連絡を取り合っています。1)理論開発へのアドバイス、2)翻訳活動やワークショップに対するフィードバック、3)スタンフォード大学のサイトから当サイトへのリンクなど、様々な面でサポートして頂いておりますが、組織としての公式な提携を組んでいる訳ではございません。