効果的なインタビューを実践したい方のための
インタビュー実践クラス
ようこそ デザイン思考 インタビュー実践 クラスへ
デザイン思考 インタビュー実践 クラスとは?
本コースはデザイン思考を勉強中の方、実践中の方、またユーザーのニーズ・インサイトを発見するためのインタビュー力を磨きたい方向けに開発したプログラムです。イノベーション・プロセスで重要なユーザーの深い理解、「共感」とは何かを明確にし、共感するためのアプローチの一つ「インタビュー」について実践的に学びます。
- 顧客を深く理解するには?
- そもそも効果的なインタビューとは、成功したインタビューとは何かがわからない
- イノベーションにおけるインタビューで何を質問項目にしたらいい?
- あらかじめ準備した質問が機能しない場合はどうすればいい?
- 話が止まってしまってどこをどう掘り下げたらいいのかわからない
- 自分のインタビューのどこが悪いのかわからない
こういった悩みを持たれている方は、ぜひご参加ください!
本クラスの特徴
プログラム内容は、講義とワークを1:2の割合で構成した、実践重視の超少人数クラスです。ご自身のインタビュースキルを客観視することができ、何がよい点で、何がよくないかがわかるような構成になっています。ユーザーの深層理解のためのインタビューの基礎について学びたい方、自分は「共感」が苦手だと思われる方、デザイン思考をより効果的に実践するためにインタビューのスキルアップを図りたい方におすすめです。
また、下記で紹介しているインタビューのプロフェッショナル・山口木綿香と、デザイン思考のプロフェッショナルが共同開発したプログラムになっているので、新規事業開発の際に重要になってくる、顧客のニーズを把握する際にどのようなインタビューを行うとよいかが実践的に学べます。
なぜインタビューが重要なのか?
イノベーションプロセスを体系化したデザイン思考で重要なポイントの一つ「共感:Empathize」。ユーザーの課題を発見し、それを詳細に捉えるためには必要不可欠なポイントです。日本語で「共感」と表現すると、多くの方は「同感・同情:Sympathize」を思い浮かべるかと思います。これは自分が今まで経験した情報を元に、受動的に感じることです。ここでいう「共感:Empathize」は、これとは異なります。「たとえ自分が経験したことがなくても、相手の状況に身を置き、相手と同じ感情を積極的に理解すること」。これがデザイン思考における共感です。どうすれば「共感:Empathize」出来るのでしょうか?
弊社では、共感するためのアプローチ方法として、1)インタビュー、2)観察、3)体験の3つをご紹介しています。今回は1)インタビューに焦点を絞ります。共感することはとても難しく、相手に共感出来ているか否かは、ユーザーにアイデアを当ててみるまで明確には判断出来ません。ただ、共感するためのアプローチ方法を学ぶことは、プロジェクトの初期段階から「少しでも相手に寄り添い、理解すること」に確実に繋がっていくのです。
デザイン思考のプロセス

そもそもデザイン思考とは何か。デザイン思考は大きく分けると、顧客を理解するための「問題発見」段階と、顧客にとって最適な解決策を創造する「問題解決」段階の2つから構成されます。
より具体的には1)問題を発見して、2)ユーザーの課題を詳細に描き、3)解決策を探求して、4)解決策を試してみる流れとなります。
これは、途中で間違いに気がついても修正ができない直線的な進め方ではなく、状況に応じてそれぞれのプロセスを行き来することが前提となっています。様々な角度から問題発見と問題解決を繰り返す中で、成果を出すための行動を展開していくのがデザイン思考のプロセスです。
今回のクラスで扱う「共感」はデザイン思考のプロセスの中で一貫して重要なポイントであり、「インタビュースキル」は顧客を理解するための「問題発見」段階で使用する手法の一つと言えます。
本クラスを受ける上での注意点
本講座を受講するにあたり注意点が2つあります。1つ目は、対象者についてです。対象者はデザイン思考を学んでいる、または学んだことがある方が望ましいです。デザイン思考についてご存知ない方、デザイン思考の本は読んだが、ワークショップ等で実践したことがないという方は、事前にデザイン思考関連の課題図書や弊社が提供している動画に目を通していただければご参加いただけます(課題図書および動画はお申込み後にお送りするメールにてご案内いたします)。2つ目は、本コースのみでは上手なインタビューを完全に習得できるわけではないということです。「共感」の深い理解や上手なインタビューを身につけるために、本クラスで学習したことを受講後に日々実践するようにして下さい。
デザイン思考 インタビュー実践 クラスで学べること
講座内容
- イントロダクション:共感とは(10分)
- 脳神経科学からみる共感:(30分)
- ニーズやインサイトを引き出すためのインタビュー基礎(60分)
- ニーズやインサイトを引き出すためのインタビュー実践(200分)
※講義の途中に15分間の休憩を2回はさみます
※より良い内容のために講義内容を一部変更する場合があります
開催詳細
講座名 | 【受付終了】デザイン思考 インタビュー実践 クラス |
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講座案内 | 5.5時間でデザイン思考におけるインタビュー、ユーザーのニーズ・インサイトを発見するためのインタビュー、手法を学びます |
講師 | 山口木綿香 [アイリーニ・マネジメント・スクール 非常勤講師] |
開催日時 | 受付終了 |
定員 | 最大12名 |
言語 | 日本語 |
受講料 | ■80,000円(税込86,400円)※教材費込。 ※領収書や請求書の発行をご希望の方は、申し込み後に発行先や請求先の情報と併せてその旨お知らせ下さい。 |
支払い方法 | 銀行振込 |
本講座の受付は終了いたしました。受講をご希望の方は、ページ最下部の「開催リクエストについて」をご確認ください。
講師:山口木綿香

アイリーニ・マネジメント・スクール非常勤講師 / 東京工業大学非常勤講師
フリーランス・インタビュースペシャリスト
米国の世界的な調査会社で従業員の強みを活かしたコーチングや組織エンゲージメントのコンサルタントを務め、国内においてもデザイン思考を用いた製品・サービス開発に取り組むリサーチ&デザイン会社に所属。リサーチャーとして15年間で1,000を超えるプロジェクトに携わり、これまで協業した一部上場企業は63社にのぼる。
2016年にフリーランスのインタビュアーとして独立。相手に共感しながら各業界のトップ企業が見落としていた「顧客の悩み」を見つけ出し、新しい価値を提供するコンセプト導出を得意とする。
現在はインタビュー業と並行しながらインタビュー研修・ワークショップも開催。営業職、企画職、マーケター、エンジニア、コンサルタントなど多種多様な職種の方を対象に、企業活動に直結するインタビューの設計法や、ユーザーの深層心理に迫る技法の指導を行っている。
また、デザイン思考を教える研修・セミナー、大学・大学院での授業の講師も行っている。
事務局からのお知らせ
- 同一組織からのご参加は、グループワーク実施の特性上から最大5名様までとさせて頂きます。また、当日のご連絡や名簿作成のため、お一人様のお名前で複数の席を確保することができません。ご参加される方それぞれが各自のお名前で個別にお申込み下さい。
- 定員に達し次第、申込み受付を締め切らせていただきます。
- 領収書もしくは請求書の発行をご希望の方は、お申込み時の「備考欄」に「1:宛名、2:ご担当者名」をご記入下さい。ともにpdfファイルで事前にメールでお送りさせていただきます。郵送をご希望の方のみ「3:郵送先」もあわせてご記入下さい。領収証につきましては、当方でお支払の確認ができてからの対応となります。
- 最少開催人数に満たない場合は、事務局の判断で開催を中止することがありますので、予めご了承願います。その際は、開催3日前までにメールでご連絡し、お支払いいただいた参加料は返金いたします。
- 自然災害、交通機関の事故、講師の発病等、不可抗力な事情により開催を中止することがあります。事前に中止が判明した場合は、本ページおよびメールにてお知らせいたしますので、各自でご確認ください。
- 当日に中止が決まった場合は、開催日の変更もしくは参加料を返金いたします。また、現地までの交通費は参加者様のご負担となりますので予めご了承下さい。
お申込み・お振込・キャンセルポリシーに関して
- お申込み前に必ずこちらをご確認下さい。
- お申込み頂いた方は、上記の内容に同意いただいたものとみなしますので、必ずお申し込み前にご一読ください。
Q&A
Q1:どんな人がデザイン思考 インタビュー実践 クラスの対象者ですか?
私たちはこのワークショップを今後の社会で活躍する人を支援するための取り組みとして位置づけています。そこで、特に以下の方にご参加頂きたいと考えています。
- 時代の変革期である今後10年に向けて、イノベーターとして活躍する意志のある方
- 楽しみながら生産性を高め、チームで成果を出したい方
- デザイン思考を組織のため、社会のために使いたい方
デザイン思考を学び、実践している/実践したことのある方が望ましいです。ただし、そうでない方であっても当日までに課題図書に目を通していただければ参加可能です。
開催リクエストについて
※開催リクエストをご希望の方は、お問い合わせフォームよりご連絡をお願いします。
※リクエスト数が一定数に達したプログラムから優先的に開催を検討します。