卒業生の声



菓子の卸売会社である、株式会社 山星屋 MD統括部で商品企画開発を担当している鈴木美和さん。「卸売の会社は商品をメーカーから仕入れ、小売店へディストリビュートするイメージが強いですが、多くのメーカーさんとお付き合いがある中間流通の会社だからこそできる商品開発もあるんですよ」と、優しい笑顔で熱っぽく語る姿がとても印象的。

これまでも仕事と並行して様々なビジネススクールで学びを深めてきた鈴木美和さんが、なぜアイリーニ・マネジメント・スクールのイノベーション・マネジメント・コースで学ぶことを選んだのか?修了生の「生の声」をお届けします!

しゃもちん写真3

現在のお仕事、これまでのご経歴を教えてください。

菓子の卸売会社、株式会社 山星屋 MD統括部 商品企画開発課で商品開発を担当しています。現在の部署に配属になる前は、小売業の商品仕入れをサポートする部署、新規事業を手掛ける部署にも在籍し、今年で勤続10年目になります。
現在の商品開発という仕事については「卸の会社=商品をメーカーから仕入れて小売店へディストリビュートする」というイメージが強いと思いますが、多くのメーカーさんとの取引を通じて知り得た「各社さんの強みを」新しい商品の開発につなげるという中間流通の会社だからこそできる強みを活かし、様々な商品企画を立案・提起しています。特に、メーカーさんの売り上げや企業の成長につながるような企画を提案させていただく瞬間にはとても面白みを感じています。

現在のお仕事とデザイン思考との結びつきは?

以前からビジネスという観点からだけでなく、個人的な興味として「人の深層心理を知りたい」という欲求があり、その知見を深めたい・体系的に学びたいと思っていました。そしてこれまでにNLPやコーチング、ビジネスプロファイリングなどのスクールに自主的に通い、学びを深めてきました。途中、出産により1年の産休に入るのですが、復職する際に時間的・物理的な制約が増え、今までの自分の仕事のやり方では復職前と同様のパフォーマンスを出せないと思い、自分の仕事のやり方を見直したいと思っていました。企画という仕事において、的外れな提案をする余裕や猶予がない状況のなかで、的を射た、しっかりとユーザーのインサイトを捉えた企画を生み出すには、どういうやり方をすればよいのか?ということを考え模索するなかで、デザイン思考という考え方に出会いました。

今回アイリーニ・マネジメント・スクールのイノベーション・マネジメント・コース(以下IMCと表記)を受講するに至った経緯を教えてください。

デザイン思考という考え方に出会ってから、デザイン思考/イノベーションに関連する研修やセミナーをいくつか受けてみましたが、こちら(アイリーニ・マネジメント・スクール)のデザイン思考入門クラスを受講したところ、学びのプロセスがとても丁寧、かつ今まで疑問に思っていたところがクリアになるという体験をして、この場所でしっかり学びたいなという気持ちになりました。
具体的には、こちら以外で受講した講座では「こういうフォーマットで、こういうやり方をすると良い」といったTipsやツールの提供と、それに則って実際にやってみるという学び方を何度か経験したのですが、自分の気持ちとしては「海外での事例が多く、そのプロセスを習得しても日本のビジネスにフィットするのだろうか?」という疑問がありました。一方、こちらでは、”具体的”かつ”身近な”事例を使ったイントロダクションやワークがまず用意されていて、それを経てから学びのプロセスに入るという進め方をしていました。そうすることで”今の自分の課題” と “IMCが掲げている学びのゴール”がすんなり結びつき、納得しながら学びを深めることができると感じました。
また、アイリーニ・マネジメント・スクールの母体であるアイリーニ・ユニバーシティは様々な業界・企業との取引を通じた多くの事例があり、そこで得られた各業界特有の悩みや商習慣について知見を持っているという実績、そして講師と受講生の距離が近いという特徴があり、疑問に思ったこと、相談したいことがあるときに気軽に声をかけることができ、身近で具体的事例を元に学ぶことができるという点も決め手になりました。

実際に3ヶ月間のコースを受講して、どのような学びがありましたか?

まず、実務において「何か新しいことを始める」ということに対して迷いがなくなりましたね。IMCでの学びを通じて、新しいことを始めるときは、どのようなプロセスで、どのように体系立てをして進めればよいのか?そして、各ステップにおいてどういう点に着目すればよいのか?という考え方の基礎を学ぶことができたので、実務においてどのようなテーマ設定であっても「今、この状態だったら次はこういうことをやればいいかな」と思えるようになりました。

また、IMCでの学びと同時並行で「自分の業務において実践してみる」という機会もすごく多かったと感じています。それはおそらく、IMCの受講期間が3ヶ月という長いタームであることが多分に影響していると思うのですが、一般的な講座や研修は1日コースとか、2泊3日コースなど短期間でワッと学んで終了、実践に関しては持ち帰って自分でトライしなくてはなりませんよね。でも持ち帰ってやろうとした時、ふと湧きあがった疑問を聞ける講師・ともに学んだメンバーは、そこにはいない。だから、講座や研修の時はうまくいったと感じても、実務でやってみたら思うようにいかなかったということも多かったのですが、IMCでは実務でやってみて疑問に思うことやうまくいかないことがあれば、すぐに講師や同期のメンバーに質問することができました。だからこそ「学びと同時並行で実務でも実践する」ということが実現できたのだと感じています。

それともう1つ、3ヶ月間一緒に学んだメンバーから学んだことも多かったですね。諦めずに真摯にチャレンジする姿や、少しでもひっかかることがあると率先して周囲に投げかけてみるという行動。また、相手の投げかけに対して先ずは向き合う・受け止めるという姿勢など、自分とは違う特長・強みを持っているメンバーを見ながら「自分にはないところだな、取り入れたいな」と思うことも多々ありました。もちろん、言い出しにくいことをあえて発言したことにより、誤解が生じたり、意図しない方向に議論が流れてコンフリクトが生じることもありましたが、ただ楽しいだけではない本気のぶつかり合いや切磋琢磨があったからこそ、学べたことも多かったと思いますし、同期メンバーはコースが終わった今では戦友のような存在です。

しゃもちん4

今現在、ご自身の業務においてIMCでの学びが活かされていると感じるのはどのような時ですか?

実は、IMCを受講したいと思った動機に、自分の中で温めていた企画で学びを活かしたいという想いがあったのですが、IMC受講後、ここでの学びのプロセスを活かして「我々が提供できること」と題したプレゼンを大きな企業さまにさせていただいたのですが、その結果ぜひやりたいということで評価いただき、プロジェクトが回り始めました。このプレゼンが成功して、目下ものづくりが進んでいますが、先方様と商談している瞬間はIMCで学んで良かったと強く感じますね。それと同時に、当初有給を使い、自費でIMCに通うつもりでいた私に、出勤扱いにしてきちんと申請をするようにと言ってくださった上司、それを認めてくださった会社のサポートにも心から感謝しています。

最後に、IMC修了生として今受講を検討している皆さんへ伝えたいメッセージがあれば教えてください。

デザイン思考、イノベーション活動に必要な考え方、ノウハウは当然のことながらしっかりと学ぶことができますが、それ以上に、学びを通じて「新しい自分」に出会えたと感じています。IMCで学ぶ前、つまり数か月前の自分と今の自分では大きく違う・変わったという実感がありますね。
IMCで学んだからこそ「新しいことを恐れない・迷わない自分」に出会えましたし、それにより自身のパフォーマンスが変わり、周囲から期待していただけるようにもなり、以前とは違う新しいフィールドに立っているという感覚があります。
色々な事情で一歩踏み出すことを躊躇している方もいらっしゃるかもしれませんが「今の自分を変えたい、変わりたい」と思っていらっしゃる方がいたら迷わず飛び込んで欲しいですね。